甘藷

日本では昔から食料不足の際の救世作物として知られており、馴染み深い野菜の一つである。ねっとりとした食感で近年人気が高まっている「紅はるか」や「安納芋」といった高糖度系さつまいも、ホクホクとした食感が特徴の「紅あずま」のように用途に応じてさまざまな品種が開発されている。貯蔵物の方が、新物に比べ適度な水分の蒸発により甘みが強くなることが知られている。
- 主な産地
- 大分、宮崎、鹿児島、熊本
皮にツヤがあり、表面がなめらかなもの。表面に傷や黒い斑点がないもの。ひげ根の穴が浅いもの。切り口に密が出ている物は糖度が高い。
乾燥と低温に弱いため、新聞紙に包んで冷暗所にて保存。切ったものは、ラップで包み野菜室にて保存可能だが、早めに使い切るのがベスト。

