きんかん

金柑とは、見た目はミカンを小さくしたような2cmほどの大きさの柑橘類。柑橘類の中で一番小さい種類で他の柑橘類と異なり「キンカン属」として独立している。
特徴は食べ方にもあり、皮付きのまま生で食べることができる。主に、食用の金柑は「寧波(ネイハ・ニンポウ)」という品種。その他にも「丸きんかん」「長寿(福州)」「長実」は加工や鑑賞用。「豆金柑」は主に鑑賞用。
金柑は、ほろ苦い皮と甘酸っぱい果肉のハーモニーが美味しく、生でそのまま食べるのが、もっとも美味しい食べ方。皮のほろ苦さが苦手な方は、甘露煮がお勧め。
- 主な産地
- 宮崎、熊本
オレンジの色が濃く、粒が大きく重みのあるもの。また、色つやがよく皮のきめが細かくてなめらかなもの。
完熟の金柑は食べ頃になって出荷(販売)されているので、それほど日持ちがしない。袋に入れて冷暗所か冷蔵庫で乾燥しないように保存すると良い。