取り扱い品目
柿
特徴
秋の味覚の代表格である柿。品種は大きく分けて3つ。受粉に関係なく渋が抜ける完全甘柿(富有など)、受粉で種ができることにより渋が抜ける不完全甘柿(西村早生など)、受粉しなくても結実する単為結果で渋抜きが必要な渋柿(平核無など)がある。 古くから日本人に親しまれている柿も、近年は硬めのものが好まれる傾向にある。
選び方
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ヘタが4枚きちんとついていて、色が真緑に近いもの。色が鮮やかで、見た目の割にずっしりと重さを感じるもの。
保存方法
柿はヘタで呼吸しているため、濡らしたティッシュをヘタにかぶせて冷蔵庫に入れておくと、熟度の進行を抑えることができる。ヘタを傷つけないように注意する。
主な入荷産地
福岡、和歌山、愛媛、香川
入荷時期
- 入荷時期
- 旬の時期
産地 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||
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福岡 |
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和歌山 |
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愛媛 |
福岡県は日本第3位のかきの生産地。西村早生からはじまり冷蔵柿まで完全甘柿のリレー販売が特徴。福岡県の中でも特に生産が盛んなのは、うきは市や朝倉市、久留米市などを中心とする筑後川流域。これらの地域は南向きで日当たりと水はけの良い、なだらかな斜面が多く、かき作りにとても適している。主な入荷先は、JA筑前あさくら、JAにじなど。
奈良県中部から和歌山県に至る紀ノ川の流域では、柿の栽培が盛んで、和歌山県の生産量は全国第1位。主に平核無(ひらたねなし)や刀根(とね)を入荷。
主に干柿用の渋柿、富士柿の入荷。富士柿については愛媛県八幡浜市の特産で、大きな釣り鐘形した不完全渋柿である。