全国農業協同組合連合会福岡県本部とパートナーシップ協定を締結しました
令和7年7月7日、ヒルトン福岡シーホークにて全国農業協同組合連合会 福岡県本部(以下、JA全農ふくれん)主催の「福岡県青果・花き振興大会」が開催され、
県内各JAの生産者やJA職員の方々、またJA全農ふくれん管内と取引を行う全国の卸売会社が多数出席されました。
開催にあたり、JA全農ふくれん運営委員会の乗富会長は本大会について「生産者の所得向上のため新たな発展を目指すもの」とであり、
「生産者・JA・卸売会社が一体となって、今後より一層の安定供給・価格安定を目指す」ためにJA全農ふくれんと各卸売会社がパートナーシップ協定を締結する旨を説明されました。
(写真:JA全農ふくれん運営委員会 乗富会長)
また、全国農業協同組合連合会 桑田理事長は卸売会社に対して「生産者が大切に育てた青果物・花きに対する支援」を強く求められました。
(写真:全国農業協同組合連合会 桑田理事長)
第1部では福岡県・JA・生産者・卸売会社のそれぞれから、今後の方針や要望について代表者が講演を行いました。
はじめに福岡県農林水産部・JA全農ふくれんよりそれぞれ福岡県及びJAグループ福岡の方針についてご説明があり、
「生産時の省力化、高収益化、重点市場との連携強化、契約的取引の拡大」といったキーワードが並びました。
(写真:福岡県農林水産部園芸振興課 林課長)
(写真:JA全農ふくれん 栁県本部長)
生産者の提言からは、異常気象や生産資材の価格高騰など、生産現場を取り巻く環境の厳しさについて言及され、
JA・卸売会社に対して更なる価格転嫁や販路拡大を求められました。
(写真:JA全農ふくれん いちご部会 末次部会長)
(写真:福岡県果樹研究会 立花会長)
(写真:JAふくおか八女花き部会 大隈部会長)
卸売会社からは代表して東京青果株式会社の川田会長が登壇され、「近年の価格上昇により特に消費者は品質を求めるようになっている」と言及したうえで、
パートナーシップ協定については「マーケットインの観点からお互いの立場を確認するもの」という認識を示されました。
(写真:東京青果株式会社 川田会長)
第1部の最後には先述の「パートナーシップ協定締結式」が行われ、卸売会社を代表して、
東京青果株式会社・大果大阪青果株式会社・株式会社なにわ花いちば・弊社 福岡大同青果株式会社の4社が協定書に署名を行いました。
(写真左より 大果大阪青果(株)中内会長、東京青果(株)川田会長、JA全農ふくれん運営委員会 乗富会長、福岡大同青果(株)丸小野社長、(株)なにわ花いちば 奥田会長)
第2部では、JA全農オフィシャルアンバサダーで元卓球女子日本代表の石川佳純さんがスペシャルゲストとして登場しました。
生産者・JA・卸売会社の代表者と石川佳純さんの4名にて「福岡の"おいしい"と"美しい"を、もっと世界へ」をテーマに、トークセッションが行われました。
なんと、この卸売会社の代表として、弊社 丸小野社長が参加いたしました!!
諸事情により写真の掲載ができませんが、珍しく丸小野社長が緊張されていました。
第3部では交流会が行われ、美味しい福岡県産の野菜や和牛を使った料理が並び、参加者は舌鼓を打ちながら、お話に花を咲かせていらっしゃいました。
最後に改めまして、今回はJA全農ふくれん取引会社を代表してパートナーシップ協定を締結いたしました。
弊社は今後とも消費者の皆様へ青果物を安定供給するという市場の使命を遂行すべく、行政・生産者・JAと連携し、さらなる発展を目指して日々の業務に邁進してまいります。