卸売市場とは

青果物流通について

青果物は、全国各地及び一部海外で生産され、卸売市場へ出荷されます。
その後、主に小売店(八百屋やスーパーなど)、外食業者(レストランなど)、加工業者へ流通し、消費者のもとへと届けられます。

卸売市場
(福岡市中央卸売市場)

福岡市中央卸売市場では、開設者である福岡市の市長から認められた業者のみ、業務を行うことができます。

当社、福岡大同青果は福岡市中央卸売市場青果部の唯一の卸売業者として、福岡都市圏260万人の食を支えています。

卸売市場の機能

1. 集荷・分荷機能

全国各地及び一部海外から多種多様な青果物を集め、販売先のニーズに合わせて分荷します。
多種多様な青果物を取扱うことで消費者の豊かな食文化を守ります。

2. 流通の効率化

生産者と実需者が直接取引を行うよりも、卸売市場が介在することで流通が効率化され、取引回数が縮小し、輸送コストや事務コストを削減できます。
例えば、3人の生産者と3人の実需者が直接取引を行う場合、取引回数は3×3=9回になります。
しかし、卸売市場が介在することで、取引回数は3+3=6回となり、取引回数が縮小されます。

3. 適正な価格形成・代金決済

公正な売買取引により、需給に応じた適正価格が決められ、迅速に生産者へ代金決済が行われます。
決済期間が短いことで生産者の負担が軽減されます。

4. 情報受発信

卸売市場では⽣産者や販売先からの情報が集まります。
⽣産者からの情報を販売先へ、販売先からの情報を⽣産者へ発信し、双方のニーズに応えるよう努めています。