2017.02.21第10回ベジフルクッキング(料理教室)を開催しました
生産地と弊社と開設者(福岡市)が協力して開催する料理教室「ベジフルクッキング」の第10回目を2月18日に行いました。
今回は、ホクト株式会社から管理栄養士を招いて「きのこ」を使った料理教室を開催しました。みなさんはきのこを使って日頃はどのような料理をしていますか?「鍋料理しか思いつかないわ・・・」という声が多数聞こえてきそうですが、今回は主菜、副菜、副々菜、汁物にきのこをたくさん取り入れたホクトオリジナルレシピを教えて頂きました。
ホクトのぶなしめじ、ブナピー、エリンギ、まいたけ、霜降りひらたけを使います。
ブナピーは、色が薄いぶなしめじ同士の交配を重ねて開発されたホクトオリジナルきのこです。
霜降りひらたけは、昔から親しまれてきた日本産の美味しいヒラタケと西洋の美味しいヒラタケ属を交配して生まれたホクトのこだわりのきのこです。
近年あまり見かけなくなった、あの美味しいヒラタケを皆さんに食べてもらいたいという開発者の思いから生まれました。傘は肉厚で、その表面にはきれいな〝霜降り状の模様〟があるのが名前の由来となっています。
このようなホクトオリジナルのきのこも含め、きのこをたっぷり使った料理を教えていただきました。
講師は、ホクト株式会社の管理栄養士でもある矢野亮子さん
エリンギと野菜の肉巻では、エリンギと茄子とピーマンを使いました。エリンギは縦に4等分するだけで長さはそのまま。そのエリンギの長さに丁度いい茄子があります!それは「サラダなす」(JA柳川)です。サラダなすは縦に6等分。そして長さはそのままです。このサラダなすはアクが少なく、生でサラダとして食べることもできます。お肉に火が通るくらいの焼き加減で中のエリンギもサラダなすもちょうどいい具合に火が通りふっくらジューシーな食感に仕上がります。エリンギを大きめに使っているので、お肉は薄めのバラ肉でもボリュームのある一品になります。
「きのこのおいしいひみつ」と題し、ホクトのきのこの生育過程や栄養価などのお話もしていただきました。
きのこのうまみを引き出すポイントを習いました。
それは、きのこは水から煮だすこと!
汁物にきのこを使う際は、鍋に火をつける前にきのこを入れてください。
きのこの旨み成分である「グアニル酸」は約50℃から増え始め60~70℃で最も増えるそうです。
最後に、エリンギのもぎ取り(収穫)体験です。その場でもぎ取ったエリンギは新鮮そのもの!初めて見たという方も多数いました。
今回の料理教室開催に際し、ホクト株式会社様にたくさんのご協力をいただきました。ありがとうございました。
参加者の感想をご紹介します。
次回は4月15日(土)
熊本県産の野菜を使った料理教室です。
詳しい内容は福岡市のホームページをご覧ください。(応募は福岡市のホームページで受付けています)
福岡市ホームページはこちら
ベジフルスタジアムの市場会館(2階)には30名が一度に利用可能な調理室が設置されています。市場ならではの新鮮な野菜や果物を豊富に使ったメニューの提案や、普段なかなか接することのできない生産者による産地ならではの料理を楽しく学べる料理教室などを定期的に開催していきます。