2015.05.23食育通信№2「おしゃれにキレイに♪ジャーサラダ」
新鮮でおいしい福岡県産の野菜や果物をもっと手軽に楽しく食べてもらいたい。そして福岡県産野菜や果物についてもっと知ってもらいたい。青果物の消費拡大むけて福岡ベジフルウーマン’Sネットが立ち上がりました。
美容と健康に関心の高い女性、特に若い女性を対象にして福岡県産の野菜や果物でジャーサラダ作りをしてみてはどうだろうか・・・
5月に出回っている福岡県産の青果物の中から野菜11品目と果実1品目 を使い、ジャー(ガラスの瓶)の中にどれだけの量が入るだろうか・・・
野菜の切り方、大きさなどで食感やドレッシングとのバランスが変わり、見た目の鮮やかさも様々・・・。
また想像以上にジャーサラダを作る過程が楽しいこと、同じ野菜で何通りものサラダが出来上がることがわかりました。
中村学園大学、同短期大学性の学部・学科を問わず約100名の募集をかけてみました。
なんと、告知から2日間で100名の応募に達しました。
サラダ作り開始前に、食に対して理解を深めてもらうため、パワーポイントを使用して食育講座を行いました。(内容はジャーサラダの作り方をはじめ、県内の野菜・果物クイズや食の流通の仕組みなど。)講座はJA全農ふくれん 生産販売課の野田氏が担当。最後に「自分は学生頃までは野菜をほとんど食べない、むしろ嫌いな方だった。しかし、仕事柄、産地で出会った採れたての野菜を食べてみると”こんなに野菜っておいしいものだったのか・・・”。もしかしたら自分は”嫌い”、”おいしくない”という食わず嫌いをしていたのか・・・」「みなさんも苦手な野菜と決めつけないでいろいろな野菜や果物を食べる機会を作ってください」と学生に向けてメッセージを送りました。
ピエトロドレシングを3種類。
今回のイベントにピエトロさんにもご協力いただきました。
サラダを作りながらその食材について学べるように産地や栄養素をわかりやすくPOPにしました。学生の中には知らなかった野菜もあったようでPOPを見て「こんな葉野菜もあったのか」「食べたことない」など、お友達同士で確認しながら楽しく野菜や果実を詰めていました。
出来上がったジャーサラダをその場で計測し、ジャーの中に詰めた野菜の量を確認してもらいました。ほとんどの学生が約200gの野菜を摂取することができました。
参加した学生93名のアンケート結果です。
- 野菜不足を感じますか?・・・「はい」64%
- 果物不足を感じますか?・・・「はい」77%
- 野菜はいつ食べますか?・・・「夕食」71人、「昼食」33人、「朝食」22人、「毎食」15人
- 好きな野菜メニューは?・・・「サラダ」69人、「スープ・味噌汁」31人、「炒め物」31人、「ジュース・スムージー」26人
- 好きな果実メニューは?・・・「そのまま食べる」66人、「カットフルーツ」41人、「スイーツで」32人、「ジュース・スムージー」28人
ほとんどの学生が日常的に野菜不足を感じていることが分かります。成人していくにつれて食生活は多様化しますが、食生活を見直す機会と、青果物の摂取を意識した食生活を続けていくことを今後も福岡ベジフルウーマン’Sネットがサポートしていきたいと思います。
「福岡ベジフルウーマン’Sネット」は福岡市中央卸売青果市場内の流通に関与する各団体に所属する女性が集まり、女性の立場や視点を有効に活用し、消費者に対し青果物の消費拡大を図ることを目的として活動しています。